新年早々、会社が倒産してしまった主人公は、
家の近くの神社に寄り道。
奮発した千円札をお賽銭に入れ、一緒にご飯を食べる人が欲しいと祈願したところ、
夜だけ人間に化ける猫が飯友として派遣され、楽しい夕食が始まることになる。
ある日、神社で倒れたおばあさんを助け、
縁もあり、おばあさんのお店で働くことになった。
現実的かどうかなんていうのは瑣末な事でして、
とにかく和む。
祖父母から孫へ四方山話として聞かされるような柔らかなストーリー。
こんなこともあるかもしれないじゃないか。笑
猫の飄々としつつも、的確に図星を突いてくる鋭さ。
沖守おばあさんの温かさ。
そして、楽しそうな夕べ。
疲れた身に染み渡る。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月11日
- 読了日 : 2023年5月11日
- 本棚登録日 : 2023年5月11日
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