最短で結果が出る最強の勉強法 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社 (2011年6月20日発売)
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感想 : 7
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現在ではさまざまな勉強法や自己啓発本が出版されており、私も数冊読んでいる。
実際、読んでいる時は「なるほど」「よしやるぞ!」と思いながらも実践できていないものばかりである。


この本を手に取ったのは出張中に帰りの車内で読んでみようと思ったものである。
著者の経験を元に特に著者の娘さんでも実証されている内容ということで、興味を惹いた。


「強力な勉強仲問を作る」ということは自分の学カアップにっながることは誰もが納得できることだと思う。
実際、自分より同等レベルの者と勉強をし、ある意味で競い合いことでお互いの疑問点も解決できたりするものである。

社会人になるとなかなかそのような人を見つけることが難しいが職場の仲間同士でもスキルアyプを目指す者はいるので、実践は可能であろう。



「成功のイメージを潜在意議にすり込む」というのはちょっと角度が違っておもしろい
著者の経験が紹介されているが、これはそれほど労力のいるものでもないので試してみてもいいかも知れないと思わされるものであウた。


そして、私とってこの本のメインとなったのが「記億の長期定着法」である。
記憶の話でよく利用される 「エピングハウスの忘却曲際 」を使って説明されてぃる。
ここでは、その日勉強したことを寝る前20~30分で復習すること、前々回やった勉強内容を復習することが、記憶定着に有効と書かれている。

復習はある程度期間をおいてから行ったほうが効果があるとのこと。
これは実践して結果を自分で確かめてみたいと思わされるものであった。



最後に 「右脳の活用」である。
これは速読などでもよく言われているが、いざ自分でやろうと思っても、思うようにいかない。
ここではビジュアル的な記憶が紹介されているが、おもしろいのは活字を読むこともピジュアル化しているというもの。

小説などは活字として読むものの実際には脳内でビジュアル化して右脳を使われている、だから記憶に残るのだと。
そうであれぱ、勉強にも視覚効果は重要で、マーカーぺンでラインを引くことも記憶定着には大いに役立つものであるといえる。


スキルアップをするために勉強は必要であるが、社会人となり思うような成果が出せない現状を、このような手法を用いてみてもおもしろいと思わされた。
何より、著者自身、そして小学生の娘さんで実践した結果というのもおもしろい

3日坊主にならないよう統けてみたいものである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2012年11月16日
読了日 : 2011年11月28日
本棚登録日 : 2012年11月16日

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