おっ!?? アレ!? 予想に反して面白いっす!
この前に読んだのがケッチャムだったから
実はかなりシンドさが尾を引いていたので
軽い作品が読みたいと思って手にしたんですが...
思いのほか楽しく読めてしまいましたw。
人間に害を成す「怪異」や「呪い」に対抗する
異能力...法力...霊力を持って対峙する総本山の
秘蔵っ子である巫女の「沙耶」。そして10歳にして
異能力の天才児「ユウキ」。この2人を持ってしても
手こずる怪異を全く能力を持たないただの人間...
しかも人格やや破綻者である「九条湊」が
突拍子もない発想と視点と精神力で、痛快に
解決していきます。この「湊」のキャラはよくある
ダメ男キャラ全開で、ステレオタイプな気もしますが、
毒舌、皮肉っぷりの影に潜む照れ屋で、おせっかいな
一面が上手く書けていて、結局、彼のキャラに
惹かれてしまいます。
前述の「沙耶&ユウキ」とのトリオもなかなかに
いいコンビネーションで、続編に寄せる期待度も高いです。
自分的には思わぬ収穫w。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内作家は〜
- 感想投稿日 : 2011年6月28日
- 読了日 : 2011年6月28日
- 本棚登録日 : 2011年6月28日
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