北村薫
法月綸太郎
殊能将之
鳥飼否宇
麻耶雄嵩
竹本健治
貫井徳郎
歌野晶午
辻村深月
という豪華な9名によるリレー方式の短編アンソロジー。
言いだしっぺは絶好調の北村氏のようですが、これは
成功した良い例の作品集だと思います。
リレー方式とは言え作家さんによって様々は展開を見せつつも
ラストの辻村氏で、凄く上手く全体が纏まったように思います。
いいアンカーでしたねー。
こういった内容だと書く側や作り手サイドの満足感や企画した
という面白さのみが浮き彫りになって内容自体は微妙だったりそうですが
さすが一線級のプロ作家さんたちですね。読者も充分に楽しめました。
個人的なベストは貫井〜歌野の繋ぎがピカイチでしたー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内作家その他
- 感想投稿日 : 2009年8月20日
- 読了日 : 2009年8月20日
- 本棚登録日 : 2009年8月20日
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