内宮に参詣するものは数珠をもかけず私幣を奉らない。また、心の中で祈ることは一切しない。これを「内清浄」という。一方、海水に浴し、身に穢れたところがないように洗い清めること、これを「外清浄」とい。この「内外の清浄」の境地に達すれば、神の心と自分の心の隔てがなくなる。ここに至れば、すでに神と同じであるので、神に対して祈ることはなくなる。これが「真実の参宮」であるというわけである。
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- 感想投稿日 : 2013年10月22日
- 読了日 : 2013年10月22日
- 本棚登録日 : 2013年10月22日
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