いくつになっても、新しいことにチャレンジしていくのはいいことだと思うが、こと外国語習得に限っては、なかなかつらいものがあると思う。押しも押されもせぬ翻訳家である著者が、レベル1からスペイン語を勉強する決意をし、まるで若者のようにホームステイをする。その腰の軽さがすばらしい。
しかし、米語の日常会話にこれほどまでにスペイン語が入り込んでいるとは驚きだ。確かにエンタメ系の米小説を読んでいても、メキシコはよく登場するし、ヒスパニックの人物も多い。米語はまだまだ変化していくのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・紀行・回想
- 感想投稿日 : 2018年2月1日
- 読了日 : 2018年2月1日
- 本棚登録日 : 2018年2月1日
みんなの感想をみる