ふと気が向いて再読。二十年以上前の本なので、精神医学的知見としては古い所もあるだろうが、それでもやはり面白い。「自分のこころ」を「探る」、それはとても困難なことで、困った状況に立ち至ったときには、専門家の手を借りた方が良いのだろう。だが、岸田秀レベルの知性の持ち主ならば、ここまで自己を分析できるものなのだと思うと、なんとなく励まされる。
若い頃に「ものぐさ精神分析」を読んで、ものの考え方にかなり影響を受けたと思う。「ものぐさ~」は今でもたまにパラッとめくってみたりする愛読書だ。いまだにロングセラーだそうだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
対談・インタビュー
- 感想投稿日 : 2018年7月25日
- 読了日 : 2018年7月16日
- 本棚登録日 : 2018年7月16日
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