「のだめ」が好きな人には楽しい一冊。専門家がわかりやすく音楽的背景を説明してくれる。クラシックの歴史についても触れられていて、ふーん、そうなのか、ということが次々出てくる。
一方で、大方の音楽を志す人がたどる厳しい道をあらためて知り、ため息が出る。音楽に限ったことではないが、ごく一握りの一流の人以外にとって、「才能」って残酷だなあと思ってしまう。それでも努力し続ける人にしか見えない景色があるのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・紀行・回想
- 感想投稿日 : 2016年10月19日
- 読了日 : 2016年10月11日
- 本棚登録日 : 2016年10月11日
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