著書は、広告代理店や業界紙記者などを経て、現在はプレゼンのコンサルタントを行なっている方です。
以前、この方の著書「プレゼンはテレビに学べ!」を読み、とても分かり易かったため、本書も手にとりました。
本書は、本当にプレゼンの基礎の基礎を、「企画構成」「文章」「図解」「スピーチ」など細かいジャンルに分けて説明してくれています。
仕事でプレゼンをすることが多い方などは、本書をデスクに置いておくと便利でいいかもしれません。
ただ、本当に基礎本なので、もっとかっこいいプレゼンをしたい、もっとわかり易いプレゼンをしたい、と一段上のプレゼンを目指している方には、少し物足りない内容だと思います。
とは言え、基礎を改めて学ぶことはとても重要です。
特にプレゼンに関しては、見せ方にこだわるあまり、基礎の部分を見落とすということもあると思います。
もう一度基礎を思い出すという意味でこの本を読むのもいいかもしれません。
また、プレゼンの本は、普通の本以上に様々な工夫が凝らしており、それ自体が「わかり易い説明」のいいお手本です。
そのような視点で本書を読むと、より一層、多くのことを得られるのではないでしょうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
プレゼン
- 感想投稿日 : 2012年11月28日
- 読了日 : 2012年11月28日
- 本棚登録日 : 2012年11月28日
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