天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-22)

著者 :
  • 早川書房 (2014年5月23日発売)
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感想 : 68
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Ⅰ巻の出来事を裏側から描くことでまったく違う印象に変えてしまう構成が巧い。浦島太郎状態の中、もう会えないアインの面影を重ねてカドムに固執するイサリの想いが切ない。生殖に関する恋人たちの認識のズレが薄ら寒い(三人の正体に驚いた。シリーズ中で異質に思えたⅣ巻の内容がここにつながるとは)。アクリラが生きてたのはよかったけど、最後の台詞にゾクッとした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年3月18日
読了日 : 2021年3月18日
本棚登録日 : 2021年1月6日

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