相変わらず世間に興味津々のゼン。
しかし、学ぶことは自分の内にあると諭される。
そのどちらもが強さには必須。
剣によって己を磨き、自己の純度を高め
しかしその一振りで人の命を奪う。
活人剣と殺人剣はそのどちらもが本質。
相対するどちらもが真実。
「空の青さと葉の赤さは、対決するような鮮やかさだった」
否定ではなく、すべてを内包する器の大きさをゼンは徐々に獲得しつつある。
そしてうどんにハマったり、風呂の湯の熱さにぶつぶつ言ったりする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年8月3日
- 読了日 : 2019年8月3日
- 本棚登録日 : 2019年8月3日
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