良い本でした。
AIの可能性を過剰に見積もるのでもなく,だからといって,その可能性を全面否定するわけでもなく,AIの可能性(いつまでにどのようなことができるようになるのか)をデータから冷静に分析し,今後の経済(労働)の行き末を予測する。
「未来」の予測とはこのように行うのかと勉強になりました。
AIによって到達する未来がユートピアになるのか,ディストピアになるのかはわかりません。本書ではその両方のシナリオが冷静に提示されています。
逆に言えば,AIの発展はユートピアの到来の可能性も秘めているのであり,そうなるように活動を作っていくことが必要なのだと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2021年1月24日
- 読了日 : 2021年1月15日
- 本棚登録日 : 2021年1月8日
みんなの感想をみる