25年という時を隔てて変わってしまったものの中に、それでも変わらないものを見つけようとする力が、やがて過去から自分を解き放ち、変わらないもののために変わっていくことを実現させる。ここで描かれる真実は、あまりにも残酷で眼を覆いたくなるようなことばかりではあるけれど、そんなむき出しの世界に向き合っていく向き合い方が、映像の美しさと相俟って、本当に鮮やかに見えてくる、そんな映画だったんじゃないかなあと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2011年12月7日
- 読了日 : 2011年12月5日
- 本棚登録日 : 2011年12月5日
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