数学に関する本ではありますが、内容は数学が苦手な人でも楽しめる内容となっています。ギャンブルの必勝法、閏年の数学的根拠など数学の知識というよりは雑学に近い知識もたくさん知れます。
中でも私が好きなものは人が出会う確率「運命率」の求め方です。1ー1/eこれが人が運命的な出会いをする確率です。数学において重要な要素であるeが運命の出会いという数学と対極にあるとも考えられるものとつながる。このように数学が好きな私が漠然と抱いている「好き」をしっかりと説明をしてくれたと感じました。
冒頭では数学が苦手な人でも楽しめると述べましたが、数学が好きな人はさらに楽しめる一冊であると感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2020年8月11日
- 読了日 : 2020年8月9日
- 本棚登録日 : 2020年5月24日
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