哲学的動機と使命感から書き始めたのに、書きあがれば富と名声は当たり前についてくるものと思ってる風だったり。
冒険と、謎を愛し。紳士さと騎士精神を重んじる。
「自分は○○なんだから」「周りは○○なって然るべきだ」という考えがいつも先に立つんだけど、起こったことや成り行きを、なんとかかんとか受け止めて幸せになる。
幸運と偶然で出来上がったような半生を、教訓たっぷりに語るムーミンパパ、な小説でした。
たま~に感情的になりこそすれ、偉そうに考え込むことが少ないパパなので、安心して好きになれます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
トーベ・ヤンソン
- 感想投稿日 : 2014年2月3日
- 読了日 : 2014年2月3日
- 本棚登録日 : 2014年2月3日
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