<b>堂々としたセルフパロディに、信者はまだついていくのか</b>
図書館で目にして、つい1巻を借りてしまいました。
俺妹は終盤で付いていけなくなった元信者ですが、噂通りの内容でした。
「堂々と」書きましたが、ほぼ「痛タタタッ」と同義です。
悪びれる様子のないあとがきも、相変わらずです。
リアル日常ものジャンルを確立してヒットした前作から、時代は流れて、過剰に設定を盛る日常ものが主流となりました。
作者はその新潮流にもう一度乗っかろうとしているようです。
誰でも気が付く、前作のセルフパロディ構成は、ある種の保険なのでしょうか。
KADOKAWAも、信者の熱が冷めないうちに、(信者限定)マーケットから再収穫を狙っているかのようです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2014年8月26日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
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