初心者を意識されていて大変読みやすいです。,しかも、含蓄があり示唆に溢れ、後から読み返したくなりそうです。,マクロ経済上の財政政策、金融政策の効果、限界などを、これまでの経験上からの漠とした一般常識感覚を、体系的にロジカルに説明してくれます。,低価格で、この内容は、間違いなく良書でしょう。,,強いて指摘をするならば、,「経済学」は、結構大胆な前提条件を仮定して、ロジックを展開するのだなあと、思う展開がいくつかありました。,ex.強引に、両辺にある変数を等しいと仮定して、方程式を解いてしまう等。その仮定が「経済学」の暗黙知的なところで、門外漢には、若干違和感を受けるところではあります。,(初心者向けに、細部をかなり省略してまとめられているためと推察されますが…),本書は、珍しく左開き横書きのスタイルです(洋書、ネット本風ですかね)が、それもそのはず、上記のように数式が結構出てくるためです(ごく初心者レベルですが)。,,小宮先生読書本の推薦で購入したものです。,amazonから、booxに浮気して購入しました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2008年10月23日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
みんなの感想をみる