<b>戦争をインデックスに世界史を概観。下巻。</b>
アメリカ独立戦争からアフガニスタン戦争(旧ソ連)まで。
市民革命→国民国家→産業革命→資本主義→帝国主義×欧米諸国→(不均衡)→世界戦争→社会主義国家、全体主義→世界戦争→東西冷戦→分断国家紛争、イスラエル建国による中東紛争→ソ連崩壊(→9.11テロ)
世界史というのは大局的にセオリーがあるようで、やはりイレギュラーだ。
フランスは、王政→市民革命→国民国家→帝政というもどかしいフローを2回も繰り返している。
先進諸国が帝国主義、イデオロギーで抑制した周辺諸国は、解縛後宗教原理主義、民族主義を受けて、1,2世紀時間が戻ったかのようなカオスな紛争に突入してしまう。
まあ、大国の軍備、国連の圧力で沈静化まで中世ほど時間はかからないのだが…。
スクラップ&ビルドこそ歴史であるということか。
ネイバーフッドテロ、ネット、無人兵器…などで、戦争はデジタル化しつつより身近になりつつあるのだが…。
図書館で借りました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2014年2月24日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
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