コトラー萌えビジネス本第2弾。共著から、単独著者となってますね。
企業を舞台によりビジネス現場でのCSR、ソーシャルマーケティングのケーススタディを目指した著作と見ました。
前作では生徒役だった絢ちゃんのスペックが爆上げになっており、色々ブラックな地元企業のアラサーOL雅さんの教師役となってマーケティング指南するという神展開です。
余りに高スペック過ぎる絢ちゃんズに、雅さんは驚かされっ放し(読者も)です。
しかし、余りに上手く行き過ぎるソーシャルマーケティング手法に読者の突っ込みが行かないようにするための著者の巧みなミスリードなのかとも思ってしまいました。
株主総会でもないのに、一企業の不祥事報告会に顧客は足を運ばないと思うのですが…。
(まあ、お土産がよいものだったのかもしれませんが)
こんな風に、ソーシャルマーケティングを揶揄してしまう私は、価値観、手法が古いのかもしれません。
図書館で借りました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2012年6月20日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
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