この本、なんで読んでみようと思ったんだっけなぁ。
ひとつの町を舞台にして色々な男女の恋模様が描かれるのだけど、何とも突飛なテイストでギャグ(?)にもあまり面白味を感じず、ただ登場人物は誰もが憎めないキャラだし話のタッチもライトでスイスイ読めたので、電車に乗ってる間の読み物としてはまあいいかといった心持ちで5話まで読み進む。
第6話までたどり着けば、そこまで微妙にリンクしていることを思わせた5つの話が縦横に結びついて、そこまでに蒔かれたネタがうまい具合に活きてくる。
なかなか面白い作りで最後はまずまず満足して読み終えたのだが、そこに行き着くまで、特に最初のほうが、おじさんの私には結構しんどかったのだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2022年読んだ本
- 感想投稿日 : 2022年4月1日
- 読了日 : 2022年3月31日
- 本棚登録日 : 2022年4月1日
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