武器輸出と日本企業 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2016年7月10日発売)
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本棚登録 : 212
感想 : 22
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武器輸出について丹念に取材されています。
武器輸出三原則の改変。それに伴う企業、大学の対応と防衛省の動きについて記されています。

印象に残ったのは、武器輸出をどう考えるか、ということ以前に、この国をどうしたいのかぎ重要とのことでした。

防衛は金にならないという事実も全く知りませんでした。

防衛防御といっても攻撃と紙一重ですし、武器輸出に対応するしないを企業やましては一科学者の倫理観に委ねるのは違うと感じました。

デュアルユースというのも、何やら言葉遊びのような気がしてなりません。

軍事と民事がある意味分かち難いのは良く分かりますが、一度曖昧にすると堰を切ったようになるのも目に見えています。

この国に軍産学複合体なるものが出来ないよう、心から願っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2017年11月6日
読了日 : 2017年11月6日
本棚登録日 : 2017年11月6日

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