膚(はだえ)の下

著者 :
  • 早川書房 (2004年4月23日発売)
4.14
  • (44)
  • (9)
  • (29)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 201
感想 : 27

火星三部作の三部目。素晴らしかった。ものすごく好き。火星三部作の中では飛びぬけて好き。もちろん、はじめの二つを読んでいるからこそ更に素晴らしく感じるのだけども。今回図書館でハードカバーを借りてきて、厚み4cm越えですごく重いんだけど持ち歩いて、片手が空いて本を読める状況ならとにかく読み進めた。気になって早く読みたくて。後半家で読む時はほぼ涙し、最後は号泣。ある人造人間の自立と創造、その過程。すごい物語だった。文庫版を絶対購入しなくては。でも最後にとりあえず言いたい。「梶野少佐おまえそんな奴だったのか!」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借りもの
感想投稿日 : 2014年10月2日
読了日 : 2013年6月8日
本棚登録日 : 2013年6月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする