■目的
クライアントとディスカッションを通じた問題解決が得意な感覚があり、その内容を検討すると「仮説思考」だった。その中身を体系的に理解するため・
■本質
仕事の質と量を上げるには、「仮説思考」を持ち、早期に動き出すことだ。
■感想
「気持ちよく人を動かす」の中でも述べられているが、ディスカッションを通じていかに議論の解像度を上げていくかというのが大切であることがわかった。常に自分だけにとどまらず、他人の脳みそも借りることでより正しい意思決定をすることができるのは納得だった。
■ポイント
・実験する前に論文を書くというやり方が象徴している。(仮説をもって、それを証明するために実験をするということ)
・ディスカッション、インタビューなどが仮説が湧いてくる瞬間。一次情報を聞くことで仮説が思い浮かぶことが多い。
・仮説を立てるためには、「反対側から考える」「立場を変えて考える」「競争相手から考える(顧客の競合会社)の立場で考える」「両極端に振って考えてみる」
・分析については、「比較・差異から考える」「時系列で考える」「分布による分析で考える」「因数分解で考える」
・「SO WHAT」「なぜ5回」で思考を掘り下げる
・知的な壁打ちで思考を深める。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス本
- 感想投稿日 : 2023年3月5日
- 読了日 : 2023年3月5日
- 本棚登録日 : 2023年2月28日
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