四〇一二号室

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年10月12日発売)
3.22
  • (15)
  • (56)
  • (127)
  • (35)
  • (0)
本棚登録 : 631
感想 : 86
4

この人の他の著作と内容は似てるんだけど…なんとなく一気読みさせられるところはさすが。
二人の女作家。片方はベストセラー作家で、もう片方は1作目以降泣かず飛ばず。序盤はこの二人の確執が執拗なまでに描かれる。というか、泣かず飛ばずの桜子が一方的に珠美を恨んでいるのですが。
ところが珠美が謎の事故死を遂げ、立場が逆転。桜子の作品がたちまちベストセラーに。となると、桜子が怪しいのですが、そんなので終わらないのが真梨さん。またも複雑な人間関係が出てきます(笑。時系列も入り乱れています(笑。メモを取りながら読みましょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2016年7月18日
読了日 : 2016年3月29日
本棚登録日 : 2016年7月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする