臨死体験が、自分が今まで読んできて知識として知っている
ものと同じだったので、違和感なく読めた。
人間そのものも不思議な存在だし、その人間を人間たらしめる
「命」というものはさらに不思議だ。
人類はまだ宇宙全体の4%程しか理解してないと言われているが、
それは命に関しても同じことが言えるだろう。
原題名が「Wenny Has Wings」、そして訳者がつけた名前が
「あの空をおぼえてる」。
幸いに、二つの名前が表紙に書いてあったので、それぞれの
思いを知ったが、いつも思うことは、原題名を大事にしてほしいな、と
いうことだ。書かれたものが、「翻訳」という過程を経る時点で、
「変容」するのは必要なことかもしれないが、それでも、と思う、
作者は「Wenny Has Wings」と、とてもシンプルなタイトルを
付け、どこにもskyとかrememberとかいった単語は使ってないのだから。
読みたい本。
メルビン・モース博士とポール・ペリー氏の著書
『臨死体験 光の世界へ』
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2013年7月23日
- 読了日 : 2013年7月23日
- 本棚登録日 : 2013年7月23日
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