心優しく、自分に与えられた仕事を全うする藤六は、雨の中たんすを届けに出掛けた途中で、父の頭巾をかぶり、小鳥の声を聞きます。たんすの届け先である娘が病気だと知り、木の言葉を辛抱強く聞き、治す方法を聞きだします。
面識のない娘を助けようとする藤六は、自分よリも人の事を先に考えるような人で、だから小鳥や木の声が聞けたのだと思いました。藤六のおかげで、娘も自分の母の病気もよくなり、村の米も豊作となり、全てが良い方向に向かっていきました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書 低学年
- 感想投稿日 : 2013年3月9日
- 読了日 : 2013年1月10日
- 本棚登録日 : 2013年1月10日
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