クロスカウンターやキャピタルダンスがなかなか面白かった
井上さんのデビュー作を読んでみました。
時代は日露戦争後の明治時代。
主人公の詐欺師が日本の陸軍のお偉いさんから
武器を騙し取ろうとする話。
途中まではあまり盛り上がってこないなぁ。。と思っていたのですが、
後半、裏の裏の裏をかく展開部分はイッキ読み!
(ただしラストの展開は好みが分かれるかも…。)
この時代の歴史に自分はあまり詳しくないので、
どこまでがノンフィクションで、
どこからがフィクションなのか、全くわかりませんでした。
それだけ話が完成されている物語でした。
実はこの話、織田裕二主演で映画化されているそうな。
映画で見ても、明治時代の風情が楽しめて、
かなり面白い造りになったのでは?と推測しています。
DVDでも見てみたい。。
続編があるので、こちらもその内読んでみようと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年8月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年8月25日
みんなの感想をみる