たかが英語!

著者 :
  • 講談社 (2012年6月28日発売)
3.38
  • (31)
  • (93)
  • (126)
  • (35)
  • (5)
本棚登録 : 750
感想 : 139
3

ブクログより献本。

楽天の社内公用語が英語化にというニュースが流れてから、
はや2年が過ぎるそうです。
ちょうどユニクロも同じ時期に社内英語化が決定され、
雑誌なんかでもその功罪について色々議論がなされました。

この本は、楽天の三木谷さんが社内公用語を英語と宣言してから、
社員にTOEIC受験を義務化し、昇進にTOEICの点数を盛り込み、
社員が英語を喋れるようにあの手この手で工夫をした経緯を
一冊の本にまとめた本。

当初の三木谷さんの考えから初まり、楽天の施策、
(一部の)社員の反発までの記録が残されています。

僕のようにビジネス英語を目標に
TOEICをちょうど勉強し始めた人間や
社内で英語化を推進したい人事や役員の人には、
面白いと思うのですが、それ以外でこの本を読みたいと思う人はいるのだろうか。。
正直、それが一番の僕の疑問です(笑)

「英語」や「TOEIC」という視点で読めば
読む人は限られてきますが、
これを一つのプロジェクトと考えた場合、
三木谷さんがどのようにこのプロジェクトを成功させようと
奮闘したのか、そんな読み方をすると面白い本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 英語
感想投稿日 : 2012年7月17日
読了日 : 2012年7月16日
本棚登録日 : 2012年7月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする