大日本帝国陸海軍で行われた特攻、すなわち必死作戦に関する短編集。手を変え品を変え、乗員の死亡を前提とした様々な作戦が建てられ、そのための機材が準備され、実施されていたことを知ることができる。
特攻は非情な手段であったが、特攻ありきという、非情を通り越した作戦計画に取りつかれていた上級指揮官達が、果たして何を思って過ごしていたのか、そうした視点からの本も読んでみたいと思わされた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
軍事
- 感想投稿日 : 2016年2月18日
- 読了日 : 2016年2月18日
- 本棚登録日 : 2016年2月18日
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