いまの時代、体を売るという(私からすれば)最終手段を選んでも、たいしてお金にならないという現実を知る。
かならずしもネガティブな面ばかりではない
(承認欲求が満たされる、表社会に不適合でも、うまく生きていける場所ができる、やめてからもそういう経験を生かしたり受け入れてくれる環境はある…)にしても、非常にリスクの高そうな選択をしても高収入とは限らないし、ましてや願っても仕事にありつけない人もいるって厳しい世界。
そうとう顔とルックスと性的魅力とが優れていないかぎり生きていけず(売れないしヒエラルキーの上位にいられない)、
そして絶対に時間の経過とともに価値は下がる。
いろいろな現実を知ってもする、と決める人はなにかしらの結果を出すのだろうけれど、自分には向かないし生きていけない世界だと思った。
AV製作の歴史を追っていって過去の凄惨な事故(事件か?)を読んだら寒気がするくらい怖かったし。たとえ現在はそんなひどい扱いは減っているとわかったとしても。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ルポルタージュ
- 感想投稿日 : 2019年11月25日
- 読了日 : 2019年11月25日
- 本棚登録日 : 2019年11月25日
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