ばけもの好む中将 八 恋する舞台 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2019年5月17日発売)
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本棚登録 : 255
感想 : 24
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今回のお話は、宗孝がちょっと可哀想だと思ったのと同時に、彼の優しさがよく分かりました。めちゃくちゃビビりだけど、人のことを想える優しい人で、舞も上手い。魅力的だと思うんだけどなあ…
舞の舞台もトラブルがありすぎましたが、みんなのそれに対する判断力と行動力がすごすぎて感心しました。私も実際に見られたらいいのになあと思いながら、必死に頭の中で想像していました。無理…私の頭じゃあ全然美しくできない…
そして最後に真相が明かされた文は、たった一言だけれど、その背景を知ると本当に切なくて、儚さも感じられました。たった一瞬の場面だったけれど、とても綺麗で一番心に残りました。
そして、もう本当に春若と小桜丸のコンビが好きすぎる…。この2人が本当に可愛いのでずっと見ていたいです。もちろん、春若の恋の行方も本当に気になります!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年12月16日
読了日 : 2021年12月10日
本棚登録日 : 2021年10月1日

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