核ミサイルがほぼ完成間近で北朝鮮クライシスが現実味を帯びた今だからこそ、20年前に書かれた本書を改めて読んでみた。北朝鮮の潜水艦が福井県敦賀市の美浜原発前の海岸に座礁して見つかり、武器を持った乗員11人が上陸したという前提で、日本は何を出来るかという物語。自衛隊を出して山狩りすることすら即決出来ず、攻撃の許可をいちいち官邸の総理におうかがいを立てることになるなど、呆れてものも言えない。日本は国民の生命財産を本当に守ってくれるのか真面目に心配だ。
読書状況:読み終わった
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麻生幾
- 感想投稿日 : 2017年10月25日
- 読了日 : 2017年10月25日
- 本棚登録日 : 2017年10月25日
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