花より男子 37 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2008年6月25日発売)
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感想 : 55
5

 もち全巻読了で。

 最近割りに合わねー役回りだとか、
 これって常識ずれまくりじゃね?みたいな超ストレスフルな状況に陥っておりまして、

 そんなあたいの唯一のストレス発散は
 漫画でタバコ吹かしながら漫画読みまくることです。
 あとジョギング。


 で、全巻読破。


 こんなすげー状況世の中にはねー(今私、口が悪い。)!

 とか思いながら読んでたけど、



 元気もらえた。


 なんか、またストレスから解放されたら読み直したいな。


 一番胸に突き刺さった言葉は


 「わたしなんて」、じゃなくて「わたしだって」って、思おうよ。


 っつう西門総二郎の言葉かな。


 わたしは自分を卑下するのが得意だ。

 自分を客観的な視座だとか、冷静な判断に持ち込むときに、必須な要素だからだ。(個人的に。)


自分にも悪いところがなかったか、私に至らないところがなかったか、

 すんげー考えて、

 最終的に出したこの結論は客観的であるかどうか、


 頭ん中ぐるぐるぐるぐるぐる考えて、


 自分の一手を考える。

 そんなことまでして、自分の一手を考える必要があるかって?

 今までそういう風にしか生きられなかったし、それが私。


 打算的だと思われようが、悲観主義と思われようが、そんなんどーっでもいいっ!


 意地張って、てめぇのケツてめぇで拭えるくらいの度量がなきゃ

 やってらんない。


 でもさぁ、それって時々ツラくなんだよね。


 
 で、ツラくなってたんだよね。


 私は間違っていたのか。私の考え方はおかしいのか。

 自分を支えてたもんなし崩しにされて、
 プライドもなにもあったもんじゃなくて、

 だっせぇよ、自分!って思ってたときに、


 この主人公と、この漫画でであった先の言葉に救われた。



 わたし、間違ってないし、わたし、まだがんばれるし、


 それがただの意地でも、私を支えてくれんの、それだけだし。


 今までは、彼氏がいたけど、別れちゃったし。
 わたしのそういうところ、生まれて初めて受け入れてくれたの、彼だったけど、いろんな綻びに耐えられなくなって私、逃げ出しちゃったし。


 今マジ泥沼ん中いるけど、


 負けてらんねーよ!って、
 思わせてくれたの。


 少女マンガってさ、昔はドキドキして読んでたわけさ。
 だって、自分の知らないようなめくるめく恋愛を垣間見れるのだもの。

 でも現実ってそんなすごくなくて、

 だせーし、みっともないし、それを認めてこそ前に進めるし、
自分のちっちゃい度量を思い知れるし、


 だから、現実で恋愛するようになって、めっきり読まなくなった。


 今、恋愛っつうもんに疲れてみて、(この年でねっw)

 再び読み返してみると、なんか原点に帰れる気もするわ。


 うん。わたしまだ、大丈夫。


 わたしだって、いつかまた人を好きになれるし!

 わたしだって、いつか出会う誰か、幸せにしてあげたいし!

 わたしだって、意見主張して、自分は間違ってなんかないって言えるだけのいろんな経験つんでるし!


 このお話にありがとう!私がんばる!今は半ば言い聞かせてるけど、頑張れるもん!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2013年11月11日
読了日 : 2013年11月11日
本棚登録日 : 2013年11月11日

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