この人の作品、たぶん全部目を通してるんだけど、
簡単に描いたやつ(?)は好きじゃないな。
リストランテとか、bassoの時の作品が好き。
「オノナツメが映画的な理由」ってダ・ヴィンチで特集組んでて、
ちらりと思ったのは
「間」のせいじゃない?ってこと。
映画で言うところの、「映像」だから許される空気感とセリフの言い回し、
それに近いものを漫画でやってる気がするというか。
日常を見せながら、その見せ方って言うのが非日常的っていうような違和感。
それを心地よく見せてくれる要因ってのはなんだろうな。
あぁ、日常だけど非日常的で許される外国観を織り込んでいるからかな。
その美しい倒錯が魅力なのかも。
どちらが先か分からんし、どうでもいいことなんだが、
この人にとって、「イタリア」(現在、今とは違うどこか)は必然なんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2009年1月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年1月4日
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