この人の本は、「今読まなきゃ。」と思い読んでいる。
「賞味期限内」と言う言い方をしていたけれども。
「今読まなきゃということは、読んでもピンと来ない日が来るってことだ。」
ということを何となく感じてる自分に、こう
(なんで私の思ってることに対して説明してくれてるわけ?)
と多少ビビりながら読んでいます。
なんだろう、樹さんの本を読んでいると、(大層な言い方をしてますねw)
自分の頭の悪さを痛感するんですが、
そう思える人の本を読まないと、頭は悪いままだ…
というやるせなさから読んでる気もします。
そうやって、少しずつ思考の階層を深めていくことをしないと
自分が気持ち悪い。
対等にやりあえるほど知識や理論の楯をもっておらぬので、
そういう人を見つけると
飽きるまで読みます。
それで「違う」ことを発見します。
それが例え枝葉末節に過ぎないとしても、
それで何か、安心するのです。
馬鹿が揚げ足を取るような真似をしているに過ぎませんが
100%この人を信仰しているわけではない自分を見つけて、
解放されたいと、願う故でしょうか。
いいのか悪いのか分かりませんが、
せめてそう思えるくらいに自分の見聞を広げられるよう
「知りたい」と願うのだと思います。
しかしながらですね、著者の見聞が広すぎて
しばらく解放される日はきそうもないですねw
「解放」って響きが悪いけれど
樹さん、おもしろいです。まだ、たくさん、読んで知りたい、っていう段階。
- 感想投稿日 : 2009年8月5日
- 読了日 : 2011年1月3日
- 本棚登録日 : 2009年8月5日
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