エミール・ガレ:ガラスの詩人 (知の再発見双書 119)

  • 創元社 (2004年11月1日発売)
3.33
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
3

ガレの作品に心惹かれるものがあったため読んだ。

美しさを求めると言うよりも、植物や昆虫などの本質を(おそらくガレにとってはそれが美しさなのだと思うが)伝えたかったのだろう。美しいと思う作品もあれば、グロテスクと感じるようなものもあり、彼は象徴主義的、シュルレアリスムであり、根っからの芸術家なんだと言うことがわかった。

芸術家は、売れていないと苦労はするが、ガレのように認められていても、著作権の問題や経営に関する問題などでも苦労があるのだなと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年12月15日
読了日 : 2021年12月14日
本棚登録日 : 2021年12月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする