武士道セブンティーン (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年2月10日発売)
4.19
  • (586)
  • (728)
  • (240)
  • (19)
  • (3)
本棚登録 : 4503
感想 : 433
4

「シックスティーン」は、香織が父親と和解し、剣道の面白さを再発見して剣道を(兵法から武士道へと)を進化させる話だった。早苗はその触媒の役割を演じた。

一方「セブンティーン」では、打って変わって、転校先の福岡南のスポーツ剣道(勝つためにはルールの枠中で何をやってもいい、当てっこ剣道)に馴染めず、悩んでしまった香織を、早苗が立ち直らせる話。

剣道の何たるかを少し理解できた気がする。内容もパワーアップしてて、「シックスティーン」より面白かった。昔好きだった剣道漫画「六三四の剣」を思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(その他)
感想投稿日 : 2020年3月9日
読了日 : 2020年3月9日
本棚登録日 : 2019年8月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする