笹箒を拉致され、その奪還を目指して柳生一統を箱根の山に迎え撃ち、壊滅的な打撃を与える風魔。その激しい攻防は迫力満点。小太郎に借りのある面々に助けられ、古河公方から徳川家への公方家禅譲の儀式の中、家康の計らいにより小太郎と徳川幕府との争いに最終的な終止符が打たれ、一件落着。シャムへ旅立つラストも、爽やか。
小太郎の肉体を武器とした超人的な強さもさることながら、その自由奔放、素直な性格が強く印象に残った作品だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2013年7月21日
- 読了日 : 2013年7月21日
- 本棚登録日 : 2013年7月15日
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