こないだ買って、この手のこの厚さの本は、かなり一気に読み終わりますね。購入するってもったいないくらい…って、大概の本は2~3時間あれば読めたりするし、めんどくさかったら速読はわからないけど、パラパラ…って大体は内容をとれますよね。
この本の著者は予備校?塾?の先生らしい。
この人の書いてあることで、これはいただけないかもね…っと思ったのは、「教育学」の専門書には決して載っていないような、「すぐに役立つ現場の知恵」ともいえる「教えるコツ」を本書にあますところなく収録しました…とかいてあるところ。あまり目新しいものはなかったけど、教育学の専門書にないかといわれると、あるよ…とは思う。
10を知ってこそ1を教えられる
これは、正しいとは思うけど、すべての分野できているわけではないな…とは思います。
知識をわずかしかもたない人は、大事な部分に絞り込んだり、「これはこうだ」と断言したりすることがなかなかできず、よけいな周辺情報まで伝えてしまいます。そのため、どこが大事なのかわかりにくくなってしまうのです。
これは本当にそうですよね~って。知らないと思いきったそぎ落としは難しいのです。
2単位で家庭基礎を教えるって、難しい。そぎ落とす量の方が多すぎて…。
書いてあることは、本当にそうですよね~って文字で読むと面白い。集団の教えるレベル設定の話とか、そうだよね~って思いながら、最下位クラスでの注意点とか笑ってしまいます。
少数派への親切心で、教える内容のレベルをズルズルと下げていく…って、学校ではよく見ること。これは、本当はみんな勉強しなくなる一番の方法なんだよねって私は思います。
これは本当にそうだよね…って思うのは、雑談は聞き手にとっては「おもしろいけど、役に立たない」
給料をもらって遊んではダメですって言葉も、よく見るよ…って思わされる授業でしたね。
そんなゆとりをもって、無駄話をする暇があったら、家庭科に授業時間を欲しい~ってね。
楽しく読んだけど、伸びにくい人伸びやすい人の表のやり方をやると、下手すると反感を買うんだよね…って。それ以外伸びない…って思っていたから、とっても共感したのですが、その層の学校出身の先生から文句言われましたね。いじめているとか、傷つけているとか…。伸びてほしいと思ってただけなんだけど…というのを書いてあったので、スーッとしました。感謝。
- 感想投稿日 : 2011年8月29日
- 読了日 : 2011年8月29日
- 本棚登録日 : 2011年8月29日
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