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著者 :
  • 光文社 (2014年11月14日発売)
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本棚登録 : 1613
感想 : 214
4

姫川玲子シリーズ第7弾。短編集で読みやすかったです。

捜査一課から池袋署に所轄の変わった姫川。それでも全力で捜査に取り組む姿は捜査一課返り咲きを狙った打算的な動きとは違う、自身の過去を心に彼女自身が身につけた犯罪を憎む正義感のなせる技か・・・。

最初の話はテレビドラマ『ストロベリーナイトサーガ』の第8話でした。話したことのない関西弁を使う彼女がなんとも可愛らしい。最後の五行に物語の内容は集約されます。

その他正体を隠す詐欺犯、売春疑惑、路上殺人事件…「彼女のいるカフェ」は学生時代の姫川が描かれています。「夢の中」「闇の色」は悲しい物語。
最後に姫川は捜査一課に戻ってきます。執念でしょう。そして彼女の部下として最初に配属されたのは!菊田だった!

続編が期待されるワクワク感が満ち溢れるエンディングでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ストロベリーナイト
感想投稿日 : 2019年10月30日
読了日 : 2019年7月12日
本棚登録日 : 2019年10月30日

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