2010年に読んでいて再読。
ちゃんと辻褄があっていて解決された事件が、実は複雑な背景の中絡み合ってて、それぞれが自分の大事なNを守るために嘘をついているけど、ただの純粋な絆じゃない。それぞれが人に言えない過去や、ちょっとした過ち、後悔を持ち続けている。それが嘘をより強固にしているんだと思う。
野バラ荘(N)を守るための作戦が思わぬ展開に…
湊かなえさんらしい、登場人物の過去が絶妙にいやな感じで、また物語にどんどん引き込まれてしまった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月11日
- 読了日 : 2020年5月10日
- 本棚登録日 : 2020年5月10日
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