図書館より
ビブリオバトルとは自分の本をプレゼンしあうゲームのことです。自分がこの言葉を初めて知ったのは1、2年ほど前、確かダヴィンチで紹介されていたからじゃないか、と思います。
この本では、ビブリオバトルの紹介はもちろんのこと、それがどうして生まれ、世間に認知されていったか、という過程も書かれています。個人的に意外だったのが、理系の教授の方の研究室から始まった企画だという事でした。
読書って一人で楽しむ側面の強い行為だと思っていましたが、ビブリオバトルやもちろんこのブクログも、そうした一人で楽しむ読書の楽しみとは一線を画した「読書によるコミュニケーション」によって成り立つ世界だと思います。
ビブリオバトルがこの本の最後に書かれていたように、一つの普通名詞となるまで認知されていくのかは分かりませんが、一人の本好きとしては、いろいろな形で読書の楽しみを共有できる機会が増えていくのは楽しみだなあ、と思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション・新書・エッセイ・評論など
- 感想投稿日 : 2014年5月24日
- 読了日 : 2014年5月19日
- 本棚登録日 : 2014年5月13日
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