本書の第一章、第二章は、震災後わずか2日後、8日後に公開された大前研一氏のYouTubeの2本の動画の書き下ろしである。
・http://www.youtube.com/watch?v=U8VHmiM8-AQ東日本巨大地震 福島原発半径20km以内の住民に避難指示(3月13日収録)
・http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)
大前研一氏は、元は原子力の専門家であった。今から振り返ってみても、大前研一氏の指摘は、群を抜いている。彼が政府中枢で指揮を執っていないことが、残念でならない。
そして第三章は、大前研一氏の兼ねてよりの持論である道州制の導入と日本人のメンタリティの変革(マイホーム・マイカーを持たない、教育に熱を入れすぎない)が展開される。本書では、道州制の推進役として、氏の言う変人首長、橋下徹大阪府知事、河村たかし名古屋視聴、泉田裕彦新潟県知事を挙げている。
5月14日読了。
目次
第一章 これで原子力の時代は終わった。
第二章 三分の二に縮小する生活
第三章 日本復興計画
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年11月5日
- 読了日 : 2011年5月14日
- 本棚登録日 : 2018年11月5日
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