絵で見るある町の歴史: タイムトラベラ-と旅する12,000年

  • さ・え・ら書房 (2000年10月1日発売)
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本棚登録 : 155
感想 : 15
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子ども二人と読んだ。小学生3年生ぐらいがちょうどいいかな。ビジュアルに時代の変遷が分かる。建物が草葺→木造→石という変遷をたどる。まるで『三匹のこぶた』のように。いや、『三匹のこぶた』こそが、文明の発達を表した物語だと言える。

「ローマ人の時代(100年ごろ)」では石の建物の時代なのに、「新しい部族(600年ごろ)」では、文明前の木造草葺の家に戻ってしまったことが分かる。再び石でできた建築が始まるのは1200年代の城と一部の裕福な商人の家から。建物の大部分が石になったのは(現在のヨーロッパの風靡な都市のイメージ)、優雅な時代(1700年代)になってから。

<目次>
石器時代(紀元前10,000年ごろ)
原始農耕の時代(紀元前2000年ごろ)
鉄の時代(紀元前600年ごろ)
ローマ人の時代(100年ごろ)
新しい部族(600年ごろ)
バイキングの来襲(900年ごろ)
中世の村(1200年代)
中世の町(1400年代)
悪疫の流行(1500年代)
戦乱の時代(1600年代)
優雅な時代(1700年代)
産業革命(1800年代初め)
町から都会へ(1800年代終わり)
現代の町なみ



2014.09.08 北澤さんのレビューで見つける。
2014.09.14 借りる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月5日
読了日 : 2014年9月15日
本棚登録日 : 2018年11月5日

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