彼らは「日本を捨てた」のか「日本に捨てられた」のか…。
開放の地、フィリピンで暮らす困窮邦人の姿を追ったノンフィクション。
まず、このような”世界”がある事に驚いた。
日本国内であっても、困窮状態で暮らす事は様々な苦労を伴うだろう。
ましてや、国外であれば更に多くの苦労があるだろう。
しかし、この本には「日本に帰りたくない」という人も出てくる…「フィリピンの方がいい」と。
様々な理由で日本という国に居られなくなった人たち。
彼らはフィリピンで何を手に入れたのだろう…。
色々と考えさせられてしまった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドキュメント
- 感想投稿日 : 2012年5月10日
- 読了日 : 2012年5月10日
- 本棚登録日 : 2012年5月10日
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