幼女戦記 (2) (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA (2016年12月26日発売)
4.03
  • (20)
  • (31)
  • (14)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 642
感想 : 14
4

アニメ1期及び劇場版視聴済。
ライン戦線から軍大学入学まで。
描写や図解など丁寧で、軍用語の解説もあり、非常に満足感の高いコミカライズです。
ターニャもちゃんと可憐ですw

◆ターニャの描写
「戦争が悲惨なのは良い事だ」「戦争なんてものを好きになる人間が増えずに済む」
ターニャの台詞の抜粋ですが、こういうことをちゃんと言葉にして言っていたんですね。
ちょっと意外で、ついメモを取ってしまいました。
また、前巻からすれ違い漫才も健在で、知らず知らずヴィーシャの信頼も積み上げています。
この時点では、ターニャにとってヴィーシャは顔のない人(個性を認識していない他人)か、それよりちょっとマシ程度ですかね。

◆絵について
美麗な絵ですね。
偏見ですが、男性向け漫画だとまつ毛を白抜きで描写するのは「高貴」か「ド級の美人」というイメージですが、本作では結構デフォです。
前巻の描写ですが、白抜きまつ毛にトーンを使用するパターンは、本作で初めて見た気がします。
そういったことをデフォルトで実施しつつも、ごついおっさんもしっかり描かれていて、バランス取れていて凄いなぁという気持ちです。
個人的な好みで言うと、画面が引き締まるので黒髪キャラを描いて欲しいのですが、画面が白くならないよう工夫されている感じがるので、見づらくなることもなく、サクサク読めてます。
凄い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2023年2月14日
読了日 : 2023年2月14日
本棚登録日 : 2023年2月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする