よふかしのうた (6) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2021年1月18日発売)
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本棚登録 : 730
感想 : 9
4

「吸血鬼とは?」という核心的な問いに、想像以上に踏み込んでいっている巻。
もう少し遠回りするのかなと予想していたけど、今は物語的に新しいゲームが始まったと感じています。

◆「この感情が恋じゃないなら、じゃあなんなんだよ。」
吸血鬼自身にも吸血鬼のことがよくわかっていない。
「恋をした状態で吸血する」以外に、吸血鬼になるために何か条件があるんじゃないの? ってふと思いました。
ナズナ側にも何か(心の)準備がいるんじゃないのって。

◆クラスメイトと揉めるマヒル
こういうシーンって、虐げられている側に感情移入しがちですが、当時虐げる側の振る舞いを無意識にしちゃっていたんだろうな、と今になって思います。
このケース通りでなくても、もしかして今もやっちゃってるのかな?

◆銭湯
髪を上げているハツカを見て、心臓が止まりそうになりました。
うひー。

◆病院のナズナ
どうしても古い見方をしてしまうので、「ナズナが(所謂)真祖なんじゃないの?」と思って見ていましたが、違う展開が来そうですね。
それはそうと、ずっとコウにしがみついているナズナが笑えます。
病院の噂話を聞いて「こわ~…」となっているナズナも、なんか見たことない顔をしていてウケますw

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラブコメ
感想投稿日 : 2023年1月4日
読了日 : 2023年1月4日
本棚登録日 : 2023年1月4日

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