面白い。
たまがいちいちかっこいい。
水上作品に通底する感性かと思うんですが、すげー男前でかっこいいんですよね。
「物語が始まった!」という感じのする巻でした。
次も楽しみです。
◆たま語録1
「千年後良き世になってれば大成功だろうが」
かっこいい、好き。
妖狐だから時間をかけてもそれまで生きていられる、という読み方もできるけど、多分そうじゃないですよね。
「良き世」をその目で見れようと見れなかろうと、やる。
そう言っているように見えます。
◆たま語録2
「他人の救い手に万能を求めるな!!」「万能の不在を努力せず憎み 救われんことで他を妬むヒマがあったら 自ら万能の救い手たるを目指せ!!」
うーん、マジで痺れるなぁ。
しかも甘ちゃんでもない。
かっこいい、好き。
◆力持つ者
「迅火どうするかお前が決めろ」「今何かを選べるのは 力を持つお前だけだ」
たま語録3でもあります。
「力」に対する本作の態度は、前巻から引き続き一貫していますね。
たまが甘ちゃんじゃないとよくわかるシーンでもあります。
◆物語の進む先
今後の物語の方針が示されましたね。
ラスボスっぽいやつも登場。
こう、精神がマシーンっぽいのと、迅火やたまとさほど因縁がないのが気になるところ。
今後付加されたり(えっ、嫌だな……)、明かされたりするのかな。
灼や斬蔵の今後も気になるところです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2023年4月29日
- 読了日 : 2023年4月29日
- 本棚登録日 : 2023年4月29日
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