大富豪同心シリーズがとても好きで、その作者の新作と言うことで購入。
結果、買って良かった。
始まりからの"俺"の心の声等も面白く、いい感じだなと思っていた矢先のメタ展開。
ここで私はちょっとガッカリしたのだが、読み進めると慣れてしまった(笑)。
国許の奥村のターンではわらべ歌に悶絶。
通勤電車内で読んでいた時だったので、笑いをこらえるのが大変だった。
マスクしてて良かった…。
やけに衆道の気をプッシュしているのが気になっていたけど、最後の最後で成る程&微笑ましい結末でニンマリしてしまった。
最後のネタを知った後に、改めて最初から読み直したい…そんな作品。
館シリーズや読者への挑戦状のパロディ…色々とクスリとさせられる。
元ネタを知らなくても、ちょっとフザケた感じが大丈夫なら充分愉しい、読みやすい作品だと思う。
同一主人公での続編は難しいかもしれないが、登場人物や藩が被ってるような、同じようなタイプの作品でシリーズ化して欲しいなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2013年2月14日
- 読了日 : 2013年2月14日
- 本棚登録日 : 2013年2月14日
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