本格焼酎を愉しむ (光文社新書 2)

著者 :
  • 光文社 (2001年10月1日発売)
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感想 : 17
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専門的な内容なのにスラスラ読めてしまうのは、
田崎さんの文章が上手いからでしょう。

戦後の日本人の食習慣で「行儀よく黙って、早く済ます」という考え方が、
食中酒の文化を生まなかったというのはなるほどと思いました。
日本の食卓をイメージすると最初に料理を全て並べてしまい、
それをごちゃまぜに食べてしまうから
1品1品の料理に合うお酒なんて選びきれないわけですね。

それならコース料理であれば1品ごとに料理に合う焼酎を、
少量づついただくなんてことができるかもしれない。なんて思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年6月7日
読了日 : 2010年6月7日
本棚登録日 : 2010年6月7日

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